2020/5/15
動物病院の事業継承のスキーム(手法)となります。
株式譲渡とは、株式会社を設立した際にその会社の持ち主になる人が株を保有します。その株を買収候補の方に譲渡するというスキームです。つまり会社を譲渡するということです。株式譲渡のメリットは、株主交代という事ですのでM&A起業早く始める事ができます。一方デメリットは、会社の負債も引き継ぐという事です。借入などはもちろんありそれを引き継ぐのは良いですが、怖いのは簿外債務といって見えない負債です。一番わかりやすいのが未払い残業代です。M&A後にそれが発覚して従業員とトラブルになった際には新院長が対応となります。
動物病院をスタートする際には、「個人事業主」でスタートする方もおります。これは会社を作らずに事業をするというスタイルです。もちろん会社にするメリットデメリットもございます。一定規模や多角化事業をしたい方のおおくは会社を設立致します。例えばペット系の物販などを行うのはよくありますが、コンサル業をされている方などもおり会社で行う事もございます。(もちろん個人事業主でもできます。)多くは院長一人が株を保有しておりますので、株式譲渡も簡単にいきます。大手の動物病院などは、この株が何人かが保有している場合がございますので全株式を買収することが難しい場合が殆どです。また動物病院の事業継承の際には、わざわざ大手を継承しようと考える事はないでしょう。
動物病院を運営している会社譲渡は株式譲渡という手法で行われます。個人経営の場合でも会社として動物病院を運営している場合がございます。
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